韓国ドラマ 愛の不時着 あらすじ 一気読み

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#7

セリを乗せた車がトラック部隊に襲われた。
バイクで並走していたジョンヒョクがトラックを炎上させセリを救うが、直後に撃たれて意識を失う。
グァンボムも足を銃撃されてしまう。
グァンボムから空港へ行くよう促されるが、ジョンヒョクを死なせるわけにいかないと、セリがハンドルを握って病院へ。
手術中、彼の服のポケットから自分の証明写真を発見し、涙を流すセリ。

手術は成功。これまでセリのそばには誰もいなかった。
そんなセリを見守ってくれたジョンヒョク。
眠る彼に「今は少し怖い。あなたに何かが起こるんじゃないか、もうあなたが私にとって特別な人になったようで…」と本心を口にする。
ジョンヒョクはスイスで兄の訃報を聞いた日の夢をみていた。
目覚たジョンヒョクはセリを見て驚き、飛行機に乗らなかったことを怒る。
行くべきだったけれど、行けなかったと言って病室を出るセリ。
セリの輸血のお陰で助かったと知ったジョンヒョクは、彼女を責めたことを後悔。
病院の玄関前で泣いていたセリを見つけ、一度くらいはあなたを守りたかったと、いう彼女に優しくキスする。

その頃、チョ少佐は銃傷を負ったジョンヒョクを探そうと躍起になっていた。
スンジュンはセリがチョ少佐のトラック隊に襲われたことを知り衝撃を受ける。
ジョンヒョクの家を訪ねたダンは、スンジュンと再会する。

翌日、仲間の隊員たちが見舞いに駆けつけ、眠っているジョンヒョクに「情けない」と毒舌。
セリが自分のために撃たれたと弁護するが、「避け損ねただけ」と言う。
ジョンヒョクの狸寝入りを知るセリはみんなを帰らせ真相究明。
セリを守るためにあえて被弾したと聞き、感謝しながらも、これからは避けてと頼む。
ジョンヒョクも、また同じ事が起きたら、そのままにして行けという。
セリは、スンジュンが家族に自分の生存を伝えてくれたはずと、ジョンヒョクを安心させるが…。

ジョンヒョクの所在を掴んだチョ少佐が兵を率いて病院へ。
南のスパイを守るために我が部隊を銃撃したのかと、問い詰める。
車両事故を起こそうとした者たちから恋人を守っただけ、と答えるジョンヒョクは、彼が秘密保持の禁を破って11課要員の情報を入手したことも指摘する。
怒ったチョ少佐はジョンヒョクを緊急逮捕しようとするが、ジョンヒョクの父で総政治局のリ局長が現れたため諦めて帰る。

病室で息子をきつく叱責するリ局長を、妻ユンヒが嗜める。
ダン母娘もやってきて大騒ぎに。ダンはジョンヒョクの軍服にハートのアップリケを見つける。
ダンと2人になったジョンヒョクは、セリが好きになったと告白。
ダンは、その気持ちが錯覚だと指摘し、私たちがときめかないのは、お政略結婚のせいだと、怒って帰る。

一方、セリを潜伏先の豪邸に案内したスンジュンは、外国の友人を通してセリの生存を家族に伝え、株主総会も遅らせたはずと嘘をつく。
しかし、ソウルでは株主総会が開かれ、ユン会長がセリの死亡を正式に発表し、次男セヒョンが後継者に任命される。

豪邸ではジョンヒョクに電話をしたいと言うセリに、スンジョンはもうボディガードは不要だと言う。
病院では、CCTVで彼女がスンジュンの車に同乗したのを確認し、セリを捜しに行こうとする。
そこに、セリの正体と彼女が死亡したという記事を見つけたダンがやってきて、ジョンヒョクに記事を見せ…。

#8

セリの正体を知っていたのかと聞くダンに、知っていたと答えるジョンヒョク。
セリを匿ったことで全てを失い、命を落とすかもしれないと詰め寄られ、死にたくはないが、どうすることもできない。
彼女を安全に帰してやるためにどんな目に遭っても仕方がない、と決意を口にする。
ダンは、自分も婚約者を守るためなら何でもする、と覚悟を告げる。
その頃、スンジュンもまた、セリのためにジョンヒョクが死にかけたと言い、セリは彼に連絡することを諦める。

痛みをこらえてセリを捜しに行こうとするジョンヒョクだったが、崖に転落しそうになり病院へ引き返すしかなかった。
翌朝、部下の隊員たちが見舞いに来る中、スンジュンから電話がかかって来る。
セリは快適に過ごしているから捜すのを止めろ。今後は自分が世話をするし、セリもそれを望んでいる、と一方的に伝えて電話が切れる。
チスが韓国の彼氏だと騒ぎ、ジョンヒョクは全力でこれを否定する。
その時、隣室のBTSファンの女性患者がうるさいと文句を言いに来るが、ドアの名前をみて「私の最愛の人はリ・ジョンヒョク。とんでもない魅力的な男」と、セリが言っていたと聞き、相好を崩す。

一方、ダンはスンジュンを呼び出し、セリのことを警察に通報するという。
彼女のジョンヒョクへの恋心を知るスンジュンは、通報を止めさせて協力を持ちかける。
クリスマスイブの日。スンジュンは快適にソウルへ連れ帰る方法として偽装結婚を提案してセリを驚かせる。
その夜、指輪を差し出して正式にプロポーズし、ジョンヒョクへの想いは錯覚だと言って、指輪をはめる。
その頃、勝手に退院したジョンヒョクは知人の協力を得て、ついにスンジョンの隠れ家を発見。
建物の内部に侵入し、ボディーガードたちと戦う。
気づいたセリが止めに行こうとするが、スンジュンから、全てを知ったダンが、セリの正体を明かすと言っている。
そうなれば彼は死ぬだろうと告げ、セリを止める。
ジョンヒョクと対面したセリは、勝手に退院したことを叱りつけ、何で来たのかと。
「君が待っていると思って…」と答えるジョンヒョクの言葉を否定し、スンジョンと結婚して韓国に帰る、と冷たく言う。
それを聞いたジョンヒョクは、溢れる涙をぬぐってやり「分ったから、もう泣くな」と立ち去る。

ジョンヒョクが心配でたまらないセリは、車を走らせて後を追う。
ジョンヒョクは何も言わずにセリを抱きしめる。家まで送るだけ。
これからは別の道を歩こうと言って、エンジンをかけようとするが、ガス欠。
吹雪の中、2人は近くの廃校へ。
こんな状況でもジョンソクが一番気になるのはセリが本気で結婚するのかどうか。
セリは自分のせいでジョンヒョクの結婚と人生が壊れることを心配する。
その後、セリにもたれて眠るジョンヒョクは、兄ムヒョクに時計のプレゼントをした日のことを夢見ていた。

その頃、チョ少佐はリ家を破滅させるべくリ局長のライバルに接近し、スンジュンは次の計画のためにダンに連絡を取り、翌日ダンはリ局長に会いに行く。
盗聴を命じられているマンボクは、妻に自分がジョンヒョクの兄を死なせたことを告白し涙を流す。

翌朝、スンジョンがセリを匿っていたと知ったチョ少佐は、兵を引き連れて乗り込み、彼に銃を突きつけセリの居所を聞き出そうとする。
その頃セリは熱の出たジョンヒョクと一緒に民間人のトラックに乗せてもらって彼の家に戻っていた。
二人が無事に戻ってきたことを盗聴で知ったマンボクは涙を流して喜び、直後にかかって来たチョ少佐の電話にも二人は戻っていないと嘘をつくが…。

その頃、ソウルではセリの生存を確信するホン室長と保険会社のパク・スチャンが、セリのSOSの音声をセヒョン夫妻に聞かせるが、違うと言われる。
諦めきれない2人はユン会長に直接会いに行く。

セリは社宅の奥様たちと共に市場へ繰り出す。
世話になったみんなにプレゼントを買い、ジョンヒョクのために高級時計を手に入れる。
ジョンヒョクが目を覚ました時、セリはいなかった。
手作りのクリスマスの準備を見たジョンヒョクは笑顔になるが、かかって来た電話を受けて…。

#9

ジョンヒョクへのプレゼントの時計を買った帰り、セリは銃で脅されてジョンヒョクに別れの電話をするよう命じられる。
場所を教えるようにいう彼に泣きながら「愛してる」と告げ、銃声で電話が切れる。
夜、ジョンヒョクの家を家宅捜査するチョ少佐は、セリがリ家を崩壊させる生き証拠だと告げ、脅迫する。
ジョンヒョクは彼に殴りかかり留置所に入れられる。

翌朝、面会に来た第5中隊の部下たちにダンを連れてくること、自分が総政治局長の息子であることを広めることを頼む。
面会に現れたダンの反応から、彼女が父に会い、セリを連れ去ったのが父だと確信したジョンヒョクは、セリを傷つけたら、もう一人息子を失うことになると、父に伝えるよう告げる。

監禁されたセリはリ局長の前に引き出され、自分が大企業の代表で、竜巻で朝鮮に流された被害者だといい、ジョンヒョクは助けてくれただけと釈明。
あきれ顔で聞いていた局長が2人の関係を尋ねると、セリは正直にジョンヒョクのことがとても好きだと告白するが、彼にはその気はないと庇い、助けてほしいと頼み込む。
屋根裏部屋に戻されたセリの前に局長の妻ユンヒが現れる。
拉致したことを謝罪し、安全だから食事をするように勧めても、セリはジョンヒョクの心配。
そんなに好きなのかと聞かれて口ごもるセリを、階下の部屋に案内する。
ここで初めて、ジョンヒョクの家だと気づく。
アルバムや絵日記で彼の夢がピアニストだったと知り、ピアノであの曲を弾く。
一方、記事を見た局長はセリが死亡届の出ている大金持ちだという事実を知り、彼女の処分を保留にする。

翌朝、釈放されたジョンヒョクが駆けつけ、血相を変えてセリの行方を父に問い詰める。
これまでの人生がどれほど辛かったか。
家に帰るまで苦しくて、彼女の身に何か起これば、死ぬまで生き地獄だ、と涙ながらに訴える息子の言葉に、母は彼のために隠れようとしていたセリを引き出す。
涙を流して互いを気遣う2人に母は安堵し、父は頭を抱える。

彼女が傷つくかと思い、保衛部が信用できないから連絡できなかったと本音を吐露するジョンヒョクに、お手上げの父。
ピアニスト志望だった彼ならあの曲の題名を知っているかもしれないと、ピアノを弾き始めるセリ。
この曲を聞いた場所が思い出せないという彼女に、“イゼルトヴァルド”だと教え、兄の訃報を聞いてスイスを去る前に兄のために作曲したと、隣に座って最後まで弾く。
自分を救ってくれたのがジョンヒョクだったことに感涙するセリ。
そんなセリに明日、家に帰れると告げる。

翌朝、チョ少佐が軍事部長と共にリ局長の家の家宅捜査に現れるが、空振りに終わる。
リ局長からジョンヒョクは非武装地帯で勤務していると聞き、軍事部長は謝罪し、チョ少佐を激しく叱責して退散。

隊員4人と別れを惜しんだセリは、夜、ジョンヒョクと山道を歩く。
恋人を作っちゃダメ?と聞くセリに、別れの後は6カ月は間を置くべきだと言ってたじゃないか、とジョンヒョク。
笑ってスイスで出会って北朝鮮でも出会って、2人は出会うべき運命だったとしみじみ語る彼女に、恋人を作ってもいい、何も起こらなかったかのように楽しんで、孤独にならないで。
傍にはいられないが、いつも君のことを思っていると、別れの言葉をおくる。
それでも別れがたく、道に迷ったふりをして何度も同じ道を歩き、夜明けになってやっと2人は境界線の前に。
寂しがるセリに僕はこれ以上一歩も進むことはできないと言って、有刺鉄線を超えて韓国側に進むセリを見送るが…。